2020年7月27日月曜日

コントロール基盤差し替え。

スピンドル駆動用のパワーMOSFETと回生ダイオードが焼けたので、新しいコントローラーとさしかえます。
今までのコントローラーはwoodpecker 3.2A
アクリルのケースに入って、ファンも装備されてます。

3.2Aと比べて3軸とも方向が逆。
今まで$3=5だったので、逆設定の$3=2に変更。それ以外は今まで通りの設定をコピー。
$$
$0=10
$1=25
$2=0
$3=2
$4=0
$5=0
$6=0
$10=1
$11=0.010
$12=0.002
$13=0
$20=0
$21=1
$22=1
$23=0
$24=25.000
$25=500.000
$26=250
$27=1.000
$30=10000
$31=0
$32=0
$100=800.000
$101=800.000
$102=800.000
$110=800.000
$111=800.000
$112=600.000
$120=30.000
$121=30.000
$122=30.000
$130=298.000
$131=178.000
$132=48.000

動作確認します。
リミットスイッチは効くが、ホーミングができない。z軸がずっとガリガリ言ってる。
なんと、リミットスイッチを繋ぐピンのシルク表示がXとZ入れ替わって書かれてます。

X-Limitと書かれたところにZ軸の、Z-Limitと書かれたところにX軸のリミットスイッチを繋いだら正常に動きました。買われる方はまずここをチェックした方がいいかと思います。
画像ついでに、ver.3.2AではA0~A7、D13がヘッダーピンでアクセス可能でしたが、3.4ではプローブ用のA5のみになってます。

ver.3.2Aのオフラインコントローラーは使いまわし可能。ファイルも読みだせました。

ケースを開けてみます。きれいに作られたケースです。
青い放熱フィンの下には、4988が3つ並んでいました。モジュールではなく基板直付けなので、DRVなどと換装はむつかしい。私には無理。
電流検出抵抗にはR100の表記。0.1Ωですね。
出荷状態のVREF=0.6V
ITripMAX = VREF /( 8×RS)
                =0.6/(8*0.1)
                =0.75A
少し少ない気もしますが、まずはこのままで様子を見ます。

電源はVer.3.2は12~36Vとありましたが、Ver3.4は24Vのみの表記です。焼けたパワーMOSFET(IRF540)は取り除いてあります。
 


電源部に使われている電解コンデンサも耐圧が50Vから35Vにスケールダウンしてるので、
スピンドルモーターに24V以上かけたい場合は別電源にした方が良さそうです。
電源スイッチがついてます。CNC背面につけてる場合、あまりメリットはないかも。


新旧比較。焼けたダイオード(SS54)は取り除いてあります。

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