2019年2月16日土曜日

捨て板作り

前回xキャリッジ拡張アタッチメントの製作に失敗して、作り直そうにも手持ちの木材で手頃なのがなく、こちらはいったん保留。
行きつけのホームセンターに端材詰め放題100円というのがあり、A3くらいの土嚢袋に詰めるので結構丈夫で量も入ります。いい気になって詰め込むと、電車で行ったときはものすごく辛い思いをしますwそこでの出会いに期待します。



で、本題です。

今まで捨て板は手持ちの20㎜厚くらいの板をざっくり面だしして、200x150㎜の方眼が描かれたカッターマットを低頭ねじで固定して使ってました。

y軸テーブルが傷つかなければいいや程度で、CNC入手したての試し彫りで作ったものですが、両面テープ固定の捨て板としては結構役に立ってくれました。
ですが、だんだんCNCの使い方が判ってくると、これではちょっと・・・
平面は出てない。マットは周囲しか固定してないのでどうしても浮きが出ます。土台の板も裏の反りがある上にテーブルへの固定も周囲だけなので、一度外すと次に使うときもう一度表をさらわねばならず。y方向が加工範囲を超えているので、裏面全体を面だしするには板を切る必要があります。

なら切れば?と突っ込まれる諸兄の声が聞こえそうですが、気持ちは既に捨て板ver.2に移ってしまいました~
某先人の方から、薄板加工の際の捨て板についてアドバイスを頂きました。両面テープ固定で便利なのはテフロン。代替でポリプロピレン、ポリエチレンでもよし。

テフロン板、高いです。手が出ません。でPPとPEに絞って探してみたんですが、
まな板でいんじゃね?PEの。どこでも売ってるし。
上記リンクのMサイズ。ホームセンターで買ってきました。残念ながら端材袋詰めは今回ほとんど在庫なし。

さてPE初切削です。CNCが来てから、初物づくし。この齢になって初めての事ってのはとても貴重で楽しいものですw
まずは最大加工範囲に合わせて、余分な所を切断します。手鋸で切る方が早いのですが、
切削条件も煮詰めたいので、極力CNCで。
エンドミル:6x6x13x57 4flute ↓アフィです。これの6mm。


AliExpress.com Product - 7Pcs Carbide End Mill HSS 4 Flutes 1.5mm-6mm Diameter Milling Cutter Straight Shank Router Bit Set CNC Tools
↑CNCが来てすぐ、何にも考えず、いろんな太さがあった方が便利だろうと思って買いました。樹脂やアルミを削るなら2枚刃の方が切子の排出がいい=融着しづらいそうです。また、このCNCの鋼性に6㎜はオーバーサイズなイメージですが、刃径とシャンク径が同じでこのまな板を貫通できる刃はこれしか持ってません。トラブル上等でいきます。
s:2000rpm f:100mm/min z:0.3mmでスタートです。(設定、bCNC画面は後日撮りました。)この溝堀切削から、2レーン切削を採用しております。前出の先人の方から教えて頂きました。深く掘っても刃にかかる負荷が増えていきません。時間は倍かかりますが、安心感半端ないです。初めの方はオイル注したりパーツクリーナーでブローしてましたが、全く溶けそうにないのでドライに変更。更にs値、f値も少しずつ上げて、この日はs2200 f150まで確認。13㎜厚のうち、6.9mmまでで終了。翌日はその続きから。切断までにs2400 f200までドライで行けることを確認できました。
全長200㎜を2レーンなのでz0.3を2分で削る計算になります。今回の切断も、1時間半放置で終わる?趣味としては十分現実的な速度を手に入れる事ができました!クーラント、ブロー、ミストを実装できればもっと速度を稼げるでしょう。妄想が暴走しておりますw
切断してサイズが決まったので、テーブルへの固定穴とワーク固定穴を空けます。両面テープ固定とボルトクランプ固定両方こなせる捨て板が欲しくて。そして更に速度上げます。s2400 f240 z0.3テーブルへの固定穴を空けて、一度両面テープ固定の状態を剥がして、ボルト固定にします。実は外側のテーブルへの固定穴、空け位置を間違えてつけられず。内側4つのみ固定してワーク固定穴と同じ工程に混ぜて空けなおしてます。外側もつきました。
長くなったので裏面加工は改めて。

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